Bingについて思うこと

検索プロバイダと言ったら、皆さん何を浮かべますか？日本人の殆どは「Google」と答えることでしょう。

そしてGoogleで検索することを「ググる」と言いますよね。しかしこのググるという言葉、もはや”検索すること”の一般名詞となりつつあります。少し前に「ヤフーでググって下さい」とツイッターで呟いた人がいました。

僕は知恵袋やリアルタイム検索を多用するため一般的にYahoo!を使っているのですが、人と会話する上ではぐぐると言ってしまいます。

さて、本題ですが、先ほどYahoo!を使っていると僕は述べました。しかし最近ではYahoo!でもGoogleでもない検索プロバイダを使う機会が増えました。そう、Bingです。

日本ではあまり一般的ではない、このBing。しかし最近ではWindows8.1のスマート検索。そして、Windows Phoneの検索を使うようになってからは身近な物に感じてきました。

しかし、日本では知名度が低すぎるBing。Bingについてもう少し詳しく調べてみたいと思います。

前身のMSNサーチなどを含めると1998年から、Bingとしてサービスを開始したのは2009年からということらしい。*1（日本においては翌年10年から）

海外では日本よりも知名度があるようで、検索結果における品質は、もはやGoogleと変わらないらしい。

しかも驚いたことに、今の米Yahoo!はbingの検索エンジンを使ってるらしい。

尤も、日本においては状況が異なるようで。

日本においては”Googleと提携したんですね。”日本語化（日本語による検索結果）が不十分だと判断した”ため、GoogleではなくBingになったようです。

もしかしたら、このことで”Bingはダメ”と思った方でもいるのでしょうか。とりあえず日本の検索はGoogleに支配されていると言っても過言ではないでしょう。

4年近くたった今、Bingの日本語環境が改善されているか？と問われるとまだまだ未熟だと思えることが多いです。リアルタイム検索に変わるソーシャル検索も、未だに実用レベルではありません。

Bingと言えば、最近Windows8.1を買うとIE11のデフォルトのプロバイダとなっていることもあります。しかし先ほど言った通り、日本においては”一強のGoogle”そして”不十分な日本語環境”この二つが左右してか、日本においては相当”邪魔者”として扱われています。

知恵袋でBingを検索してみましょう。

最初に出る候補が”bing 削除”です。使わないならプロバイダを変えればいいだけ。しかし知恵袋の質問を見ると”存在自体が嫌だから根本的に消したい！”と言う徹底的な嫌われっぷり。これは哀れ。

その一方で、

このようにBingへ乗り換える方もおられます。Bingを徹底的に嫌う人は、どこがどういやなのか、気になります。

もし、MSが日本語化に積極的に頑張り、日Yahoo!も米Yahoo!に倣ってBingを導入していたら、まだ変わっていたかもしれません。日本においてはやる気もあまり見られませんし、Yahoo!がGoogleを選んだ時点である程度は予測できたもの。

今更、この日本における”最悪な評価”は変えられるのでしょうか？個人的にはGoogleが何らかの理由で自滅して衰退する事態にでも陥らなければ、難しいと思います。

いつも思いますが、個人向けOffice365、WP、Bing、Xboxと、日本は米に比べて差が大きいです。正直なところ、コンシューマー市場では日本はもう見切りが付けられてるのかもしれませんね。

そんなBingですが、身近な場所で使われています。それは、iOSのSiriです。

とはいえ、やはり限定的な物。SafariのデフォルトはGoogleですし。

これから先、どうなっていくんでしょうか？日本と海外の温度差が激しいのもどうにかしてほしいですが、とりあえずBingのこれからの発展に期待しています。

以上です。ありがとうございました。

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