Windows10で距離を寄せるスタート画面・メニュー
スマートフォン向けWindows 10のTechnical Previewが日本時間では今日の早い時間帯に公開されたようでした.
自分が所有しているLumia535と520は対象端末ではありませんでした.早く対応してもらいたいものです.
あと,記事によってはWindows10 for Phoneと呼ばれたりWindows 10 Mobileと呼ばれたりするもので,統一してほしいもんです.
さて,本題ですが,PC向けのWindows10とスマホ向けのWindows10のスタートメニューを見比べると,まだまだ未完成な箇所が多いですが,徐々に距離が近づいていることが分かります.
名称訳が面倒なので,スマホ向けWindows10をスマホ版,PC向けWindows10をPC版,と呼ぶことにします.
スマートフォン→PC
多くはWindows Phoneでお馴染みだったものが,PCでも採用された,というところです.その一部を書いてみます.なお,多くは次の記事に書かれていました.*現在は会員登録(無料)が必要
新しいWindows 10 Technical Previewはどこが変わったのか? - Windows Phone由来のスタート画面とアクションセンター:ITpro
アプリ一覧
PC版では左側,スマホ版では右側にあるアプリ一覧について.画像はpc版
Build9926に搭載されたスタートメニューでは,かつてのバージョンやWindows7の時のようにフォルダやアプリがただ並んでいるのではなく,先頭の文字によってグループ分けされて並んでいます.
スマホ版ではその先頭の文字をタップすると,文字だけが並んだ縮小ができるのですが,PC版ではできません.これは今後改善されていくでしょう.
ただ,スマホ版にも言えることですが,漢字で始まるアプリを"漢字"というグループで分けるのは問題だと思います.
Windows8.1では漢字でも読み仮名をもとにちゃんとグループ分けされていたわけですから,劣化していますね.
あと,今更フォルダがあっても邪魔なので,フォルダなしのオプションがあればいいものですが….
タイル
PC版ではスマホ版と同様に縦スクロールしていく形になっています.なお,スマホ版にはないグループ分けがあります.スマホ版には別のグループ分け機能があります.別々にするのか,統一するのか,これは気になるところです.
しかし,PC版でもスマホ版のような、ある程度自由な配置ができるようになったのは,Win8/8.1で強制整列されていたと気よりかは,自由度が高まったとも言えます.
なお,あまり指摘をされている印象がないのですが,PC版のタイルをタッチで長押しすると,次のようになります.
WPを使っていた人なら,おそらく見たことがあるであろうピン止めのマークがあります.これは明らかにWPから輸入されたものです.
アクセサリ
突然ですが,次の画像を見てください.
これはInsiderのページの画像ですが,タイルの色に注目です.
タイルの背景色がオレンジだったPeople,紫だった設定,これらが全て同じ色に統一されています.
つまり,これはWindows Phoneでおなじみだったアクセントカラーが,PC版にもやってくる,という考えでいいのではないかと思います.
現時点のBuildでは実装されていないので,将来的にこうなるとはっきり言えるわけではありません.
しかし,スマホ側と統合させる以上,スマホ版ではアクセントカラーをふんだんに使っている(半透明タイルを用いるには不可欠)のですから,当然アクセントカラーの要素は残す必要がある.(もしWindows8.1のような固定色なら,透明タイルの意味がないと思います:)
ですから,PC側でアクセントカラーのようなものを導入してタイル毎の色を変えれるというのは、ごく自然な流れなのかもしれません.
(将来的には,PC側でもタブレットモードなどでは半透明がありえたりするのだろうか…?)
自分が主に気づいたのはこの三点です.今後どうなっていくのか,楽しみです.
とりあえずはやくpreviewきてぇ!!