Windows10でコントロールパネルはどうなるのか?
※こちらの記事は古いです.新しいプレビュー版を受けての記事を新たに書いてますので,そちらをご覧ください.
続・Windows10でコントロールパネルはどうなるのか? - ロブログ
Windows Technica Preview(以下WinTP)が公開されて一か月以上が経過し、
既に一度目の更新(Build 9860)が公開されています。
そして、このBuild 9860に関して興味深い記事がありましたので、それについて思ったことを述べていきたいと思います。
まず、Windows 8や8.1を使ったことがある方は、コントロールパネル以外に”PC Settings”というModern UI側のPC設定アプリがあることはご存じのことでしょう。
このBuild 9860には、PC Settings以外にもう一つ、zPC Settingsというアプリが存在します。
上の写真では、このzPCのSystemという項目を開いています(通常のPC Settingsにはこの項目はありません。また、*印は未実装)
このzPC Settingsというもの、最終的にはコントロールパネルにある機能が全て移植される可能性もあります。ということは、コントロールパネルが将来的にはこのzPC Settingsに置き換わってしまうのでしょうか?
…しかし、突如コントロールパネルがこれに置き換わるとなると、Windows7以前のユーザーから批判が来るのは明らかに思えますし、置き換わるのは考えにくいです。
しかし、その一方でスタートメニューのアプリ一覧を覗いてみると、次のような項目があります。
Windows Systemの中にある、「Default Programs」と「Devices」の二つはなぜかPC Settingsに置き換わっています。
…まだ開発途中とはいえ、これからどうなるのでしょうか?
個人的な理想としては、置き換わるのはさけるべきであり、
キーボード利用時はコントロールパネルが、タブレット利用時はzPC Settingsが、
デフォルトに変わる、という使い分けができる方がいいと思います。
現時点ではコントロールパネルとPC Settingsが依然行ったり来たりするシーンも少なからずあります。
ですので、キーボードとマウスを利用するのか、タブレットとして利用するのか、で明確にコントロールパネルとPC Settingsを使い分けできる方が、用途が綺麗に分かれてスッキリするような気がします。
チャームをこれからどうしていくのか?デスクトップの利用とタブレットでの利用をどう共存させるのか?
まだまだ気になるところはたくさんあります。しかし、現時点でもだいぶ根強いマウスとキーボードのユーザーにフレンドリーにはなっていると思います。
これからの更新が引き続き楽しみです。